人生は逆算で決まる②―安心材料ではなくリスクヘッジを考える―

コラム

目次

  1. 前回の振り返り
  2. 私の身の上話
  3. 人はなぜ「安心材料」を求めるのか
  4. なぜそれはリスクヘッジにならないのか
  5. リスクヘッジの一つは投資
  6. もう一つは収入源を考えること
  7. あなたはどの収益で生きていきますか

1. 前回の振り返り

前回の記事では

人生は逆算で決まる

という話を書きました。

まず引退年齢を決める。
そこから必要なお金を考える。
生活水準を考える。
必要な年収を考える。

そして働き方を考える。

人生は目の前の出来事ではなく
未来から逆算して考えることで見えてくるものがあります。

今回はその続きとして

リスクヘッジ

という視点について書いてみます。


2. 私の身の上話

ここで少し、私の身の上話になります。

私は20代から転職を
9社ほど経験しています。

その話をすると、同級生からよく言われる言葉があります。

「周りは一つの会社で10年20年働いている」

「役職者になっている」

「持ち家もある」

「貯金もある」

「退職金もあるから大丈夫」

こういった言葉です。

ただ私は、この言葉を聞くと
少し違う見方をしています。

これは

安心材料の話

であって

リスクヘッジの話ではない

と思っています。

アラフォー以上の世代では

同じ会社で働き続けることが正しい

という価値観が長く認知されてきました。

これはまさに

終身雇用制度時代の考え方

を引き継いでいるものです。

ただ、この考え方をそのまま信じ続けることには
大きな危険も伴います。

企業側の評価軸も変わっています。

以前は

どれだけ長く会社にいるか

という年数が評価される時代でした。

しかし今、企業が見ているのは

個人のスキル

です。

企業はそのスキルを借りて

今の事業
将来の事業

の可能性をテストしています。

昔はこういった企業を

ベンチャー企業

と呼び、特別な枠組みとして扱っていました。

しかし今では、この考え方は多くの企業に広がっています。

つまり

会社に守られる前提ではなく

自分の価値をどう作るか

を考える時代になっているということです。


3. 人はなぜ「安心材料」を求めるのか

人は未来が不確実だと
不安を感じる生き物です。

だからこそ

会社がある
退職金がある
年金がある
持ち家がある

こういったものを

安心材料

として捉えます。

しかし安心材料と
リスクヘッジは

似ているようで違います。

安心材料は

「そうであってほしい」

という願望に近いものです。


4. なぜそれはリスクヘッジにならないのか

リスクヘッジとは

一つの条件が崩れても生きていける状態

を作ることです。

しかし

会社
退職金
社会制度

こういった外部条件に依存している場合

その条件が崩れた瞬間に
生活は不安定になります。

つまり

これらを前提にした人生設計は

リスクヘッジとは言えない

ということです。

だからこそ

収入源
資産
働き方

を分散するという考え方が必要になります。


5. リスクヘッジの一つは投資

一つ目の方法は

投資による収益の分散

です。

ここでよく誤解されるのが

「得した」「損した」

という話です。

しかし、この考え方は
正直に言えば論外です。

なぜならそれは

短期売買の視点

だからです。

資産形成としての投資には
基本となる考え方があります。


① 複利

複利とは

利益が利益を生む仕組み

です。

例えば100万円を
年5%で運用するとします。

1年後は105万円になります。

しかし2年目は

100万円ではなく

105万円に対して5%

の利益がつきます。

これを長期間続けることで
資産は加速して増えていきます。

つまり投資の本質は

時間

にあります。


② ドルコスト平均法

もう一つの基本が

ドルコスト平均法

です。

これは

定期的に一定額を買い続ける方法

です。

価格が高いときは
少なく買う

価格が安いときは
多く買う

結果として

平均購入価格が安定する

仕組みになります。

ここで重要なのは

広く浅く買い続けること

です。

NISA
投資信託
AI投資

どの方法でも構いません。

重要なのは

何を買うかより、買い続けること

です。

そして

損得という考えを捨てること

です。

資産形成は

値動きを当てるゲームではなく

時間を味方につける仕組み

だからです。


投資の基本

投資の考え方をまとめると

複利で財産を増やす
ドルコスト平均法でリスクヘッジを行う
いずれも時間を使い築いていく

この3つの点が
資産形成の基本になります。


6. もう一つは収益財源を考えること

もう一つ重要なのは

収益財源

です。

難しい言葉ですが
簡単に言えば

どのようにお金を稼ぐのか

ということです。

収益の作り方は
大きく2つに分かれます。

作業で得る収益

ライター
ブログ
事務作業

など、作業によって収入を得る方法です。

時間や作業量と引き換えに
収入を得る形です。

スキルで得る収益

もう一つは

スキルで収益を得る方法

です。

システムエンジニア
営業
コンサル
教師

など

知識や経験によって
収益を生む形です。

7. あなたはどの収益で生きていきますか

ここまで

収益
資産
働き方

という話をしてきました。

まず前提として理解しておかないといけないことがあります。

先ほど6章で触れた収入源というのは
いわゆる

「給料」

の話です。

収入源がなければ
生活はできません。

そして当然

投資もできません。

だからこそまず考えるべきなのは

どのように収入を得るのか

ということになります。

そして私の中の答えは

スキルで収入を得る方法

です。

理由は単純です。

スキルは

無くなるものではなく
奪われるものでもない

からです。

例えばあなたが勤めている会社が
明日倒産したとします。

しかし、あなたにスキルがあれば
明後日から収入を得る方法は作れます。

これがスキルを持つ最大の理由です。

ただし、ここで一つ考えないといけないことがあります。

それが

AIに代替できるかどうか

です。

AIができる仕事なのか
AIではできない仕事なのか

この視点を持つことは
これからの時代とても重要になります。

つまり

AIに代替されやすいスキルなのか
代替されにくいスキルなのか

ここを理解して
スキルを選択していくことです。

この視点を持って
スキルを身につけていけば

30年程度は安定して収入を得ることができる

と私は考えています。

そしてその後は

時代背景
ITの進歩

に合わせて

スキルを調整していく

これを繰り返していけば
大きく道を外れることはないと思っています。

最後にもう一度問いを置きます。

あなたは

どの収益で給料を得て
どのように投資を行い
生活を安定させていきたいですか。

人生は

逆算で決まる

のだと思います。

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