営業のヒアリングが苦手な理由は“スキル不足ではない”|ズレの正体と悩みの突破口

Q&A

【目次】


1. はじめに

2. 多くの営業がヒアリングにつまずく“本当の理由”

3. スキルではなく「前提のズレ」から始まっている

4. ヒアリングが“人によって理由が全部違う”という事実

5. まとめ


1. はじめに

「ヒアリングが苦手なんです…」
営業をしていると、こういう相談は本当に多いと感じます。
特に新人の方や、20代の方に多いです。

ただ、一言お伝えしますが 安心してください(^^♪

あなたが尊敬する先輩やメンター(師匠)、
目標にしているトップセールスの方も、
皆さん同じように悩んでいたはずです。

「私はそんな悩み抱えずトップを独走しました」
なんて方がいたら、それは天才です。真似できません。

そんな天才で溢れている業界でもないですし、
世界的にも稀です。
だから 悩むのは普通のことです。

私がいま思っているのは——
苦手なのではなく“どこでつまづいているか分からないだけ”では?
ということです。

これは、過去の私もそうでした。

ヒアリングの本や動画を見ても、
「よし、次こそできる!」と思うのに、
いざお客様と向き合うと、またうまくいかない。

なぜなのか?
この理由が、自分でも説明できなかったのです。


2. 多くの営業がヒアリングにつまずく“本当の理由”

これを誤解されやすいのですが、
ヒアリングにつまずく理由って、

  • 「質問が下手だから」
  • 「話せないから」

ではないと私は感じています。

むしろ、

本人の中で“ある部分”が整っていないまま
ヒアリングに入ってしまっている

という構造があるように思います。

この「ある部分」が何かというと、
これは本当に人によって違うので、
一言で説明するのが逆に難しいです。

病院で例えるなら、
人それぞれの症状にあわせた処方箋が必要ということです。


3. スキルではなく「前提のズレ」から始まっている

私の実感なのですが、
ヒアリングの問題は“スキル不足”というよりも、

「そもそも、どの前提で話を聞こうとしているのか」
ここに大きなズレがあるケースが多い気がします。

この前提がズレたままだと、
どれだけ良い質問を覚えても、
どれだけロープレしても、
結局、しっくりこないんですよね。

ただ——
この“ズレの正体”は、自分では本当に見えにくい。

ここがヒアリングの難しいところだと感じています。

ちなみに私は、この「ズレ」を言語化した
経営者、上司、先輩、後輩に出会ったことがありません。

ということはつまり——
世の中の大多数の営業職は“無意識のまま戦っている”
ということだと思います。


4. ヒアリングが“人によって理由が全部違う”という事実

例えば、

  • 話を広げられない人
  • 深掘りが怖い人
  • 質問が浮かばない人
  • そもそも聞きたいことがズレている人
  • 聞く前の準備でつまずいている人

こういった“種類の違い”がありますが、
これは「どれが正しいか」の問題ではありません。

大事なのは、

「自分はどこでズレているのか?」

ここを理解している人は、
ヒアリングが一気にラクになります。

空気を吸うようにできるようになり、
他社(他者)との差別化にもつながります。

逆に、ここを知らないまま

  • 「質問力を鍛えよう!」
  • 「ロープレしよう!」

と頑張っても、
ズレている部分の修正が違えば、
その努力は全部“空振り”になってしまうこともあります。


5. まとめ

ヒアリングがうまくいかないのは、

  • 「質問が苦手だから」
    ではなく、

もっと手前にある“何か”が影響している。

そして、その“何か”は人によって本当に違います。

だからこそ、
一般的なヒアリングテクニックを見ても
「自分だけできない…」と感じてしまいやすいのだと思います。

この“ズレ”は、
実は誰かに話してもらうと
驚くほど早く見えることがあります。

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話は変わりますが、私自身も今、
別の大きな壁にぶつかっています。

昔の訪販の記憶がよみがえり、
パフォーマンスが落ちる日もあります。

でも、だからといって
目標を諦める必要は無いと思っています。

「このやり方は合わなかった」
→「では次のやり方を試そう」

こうやって、
考え方の矢印(ベクトル)を自分に戻すようにしています。

結局、やらないと分からない。

動かずに悩むのは簡単です。
理由をつけて自分を守ることもできます。

でも——
一歩踏み出した人から順番に景色が変わる。
これは間違いないと思っています。

もしあなたが今、
ヒアリングで悩んでいるなら
気軽にメッセージをください(^^♪

あなたの“ズレ”を見つけるお手伝いはできると思います。
科学的根拠のないことは言いませんし、
費用を頂くこともしておりません。

一緒に、もう一歩だけ進みましょう。

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