400万円の借金、ニート生活、そして“営業”へ踏み出した日(自己紹介③)

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【目次】

  1. 借金400万円を抱えて地元へ帰郷
     1-1. 長崎での逃げ道は“ギャンブル”
     1-2. カードローン地獄と心の消耗
     1-3. 金融リテラシーの重要性
  2. バイト生活と、ほぼニートの1年半
     2-1. 正社員への恐怖と、責任からの逃避
     2-2. パチンコ店バイトで心が癒えた理由
  3. 「このままでは終われない」と思った瞬間
     3-1. 自分の人生を自分で壊している感覚
     3-2. 本気で人生を変えたいと思った
  4. もう一度“建築”と向き合う決意
     4-1. 現場経験は無駄ではない
     4-2. 営業なら“自分の力で道を切り開ける”
  5. 営業に挑戦するという人生最大の決断
     5-1. 借金まみれの自分が選んだ未来への賭け
     5-2. ここから「売れる営業/売れない営業」の学びが始まる
  6. 次回予告:転職1社目、売れる営業の“片鱗”を見る

1. 借金400万円を抱えて地元へ帰郷

1-1. 長崎での逃げ道は“ギャンブル”

長崎で建築会社を辞めて地元に戻った瞬間、
目の前には 400万円の借金 が残っていた。

長崎の過酷な現場で心が壊れ、
私はストレス発散を完全にギャンブルへ逃げていた。

その結果がこの借金だった。

1-2. カードローン地獄と心の消耗

借りた相手は昔の“闇金”ではないが、
今で言うカードローン、フリーローン。
借りられる枠を限界まで使い切っていた。

読んでいる皆さんは、
無謀な借金をするような人ではないと思う。

ただ、もし周りに同じ状況の人がいたら──
返済/債務整理/自己破産のいずれかを早く勧めてほしい。

借金は静かに、確実に心を壊す。

私もその一人だった。

1-3. 金融リテラシーの重要性

ここで強く伝えたいことがある。

少しでもいいので、金融リテラシーを身につけてほしい。

日本は先進国と言いながら、
お金の知識は世界的に見ても壊滅的に低い。

理由は明確で、
「お金の話は汚い」
「いやらしい」
と教えられてきた文化が根強く残っているからだ。

私自身、金融リテラシーが無いせいで大きく苦しんだ。
今は少しずつ学んでいるが、奥は深く、終わりが見えない。
だからこそ、まずは 1日5分、YouTubeでいいから学んでほしい。

ちなみに、私は兄から
『金持ち父さん 貧乏父さん』 を借りたが、当時の私には理解が難しかった。

そんな私でも唯一理解できた本がある。

『JUST KEEP BUYING(ジャスト・キープ・バイイング)』

この本は、
“お金が苦手な人”でもスッと頭に入る。
正直、この本を若いうちに読めるかどうかで
人生のクオリティは大きく変わると本気で思っている。


2. バイト生活と、ほぼニートの1年半

2-1. 正社員への恐怖と、責任からの逃避

借金はある。
働かないといけない。
でも、長崎でのダメージが強すぎて正社員が怖かった。

怒鳴られるのが怖い。
責任が怖い。
人間関係が怖い。

心が完全に壊れていた。

2-2. パチンコ店バイトで心が癒えた理由

逃げるようにパチンコ店でバイトをした。

この仕事自体は否定していない。
ただ、当時の私にとっては
“責任が軽いこと” が救いだった。

決められたことをこなすだけでいい。
怒鳴られることもない。
深く考える必要もない。

壊れた心が、少しずつ回復していくのを感じた。

気づけば1年半、ほぼニート生活だった。


3. 「このままでは終われない」と思った瞬間

3-1. 自分の人生を自分で壊している感覚

昼まで寝る。
バイトする。
夜はスマホ。

そんな毎日を繰り返している自分に、ある日気づいた。

「このままじゃ、人生を自分で終わらせることになる。」

同級生は結婚したり、キャリアを積んでいた。
焦り以上に、
“自分だけ止まっている虚無感”が勝った。

3-2. 本気で人生を変えたいと思った

ここで初めて、
本気で人生を変えたい と思った。

借金を返したい。
逃げる自分をやめたい。
まともな大人になりたい。

強い決意が、自分の中で芽生えた。


4. もう一度“建築”と向き合う決意

4-1. 現場経験は無駄ではない

次にどこで働くか考えたとき、
真っ先に浮かんだのは建築の世界だった。

地獄みたいだった。
でも、5年やった経験は確かに残っている。

この経験を使わず逃げるのは違う。

そう思えた。

4-2. 営業なら“自分の力で道を切り開ける”

どうせ建築に戻るなら、
次は“営業”に挑戦しようと決めた。

直感だった。

でもどこかで
営業なら、自分の実力で未来を切り開ける
そんな予感がした。

この選択が、後の“構造化の道”に繋がっていく。


5. 営業に挑戦するという人生最大の決断

5-1. 借金まみれの自分が選んだ未来への賭け

借金まみれ。
自信ゼロ。
ほぼニート。

そんな状態でも、
営業を選んだ自分を褒めたい。

逃げずに、人生を変える道を選んだんだ。

5-2. ここから「売れる営業/売れない営業」の学びが始まる

営業に飛び込んでから、私は多くを学んだ。

  • 売れる営業は何をしているのか?
  • 売れない営業は何が足りないのか?
  • なぜ会社は伸びるのか、なぜ潰れるのか?
  • 属人営業の限界とは?

これらは、次の自己紹介④で語る。


6. 次回予告:転職1社目、売れる営業の“片鱗”を見る

次回は、
私の営業人生の第一章「転職1社目」 の話。

ここで私は初めて、
“売れる営業”の片鱗 を目の当たりにする。

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