【目次】
- 営業を10年以上続けて気づいた限界
1-1. 気持ちだけで走り続けた10年間
1-2. 根性と精神論で乗り切ろうとしていた日々 - 売上不振が人生そのものを揺らし始めた時期
2-1. アポキャン・破談・他決が続いた現実
2-2. “売上=給料”という真っ当で残酷な世界 - 不眠障害という形で心身が限界を迎えた
3-1. 1日2時間しか眠れなくなった毎日
3-2. 夜中の「2:22」に毎晩起きる恐怖
3-3. 人は2ヶ月で壊れると知った出来事 - 自分と営業を見つめ直す時間を強制的に得た
4-1. 営業スタイルをゼロから見直した理由
4-2. 苦しさが気づきを生んだ転換点 - トップセールスの言葉が価値観を塗り替えた
5-1. 「押し売りはする方もされる方も嫌だ」という本質
5-2. 「営業は問題解決の専門職」であるという事実
5-3. 「未来と自分は変えられる」という言葉の衝撃 - 営業は“根性論”ではなく“構造”で成り立つ仕事だった
6-1. なぜ売れる人と売れない人が生まれるのか
6-2. 才能ではなく構造が成果の差をつくる理由
6-3. 営業の本質は“再現性”であるという気づき - 構造化の実践が、成果に確かな変化をもたらした
7-1. インプット・アウトプット・反省の反復で得た実感
7-2. マネジメント経験が再現性を証明した瞬間
7-3. 構造化された営業は誰でも伸ばせるという事実 - このブログを立ち上げた理由
8-1. 構造を誰にでも届く形にして残したい思い
8-2. ブログでは“気づき”だけを提供する理由
8-3. 読者の半歩を支えたいという願い
本文
1.営業を10年以上続けて気づいた限界
気持ちだけで走り続けた10年間
私は営業を10年以上続けてきました。
しかし、そのほとんどは「気持ちが負けなければ、最後は報われる」という考えに縛られた日々でした。
根性、気合い、精神力。
その3つさえあれば、いつか結果がついてくると信じていました。
根性と精神論で乗り切ろうとしていた日々
実際には、精神論だけでは営業は続けられません。
気持ちが強ければ勝てると信じて突っ走ったものの、気持ちは何度も折れ、そのたびに立て直す生活が続きました。
今思えば、この頃の私は「営業」という仕事を深く理解できていませんでした。
2.売上不振が人生そのものを揺らし始めた時期
アポキャン・破談・他決が続いた現実
営業をしていれば誰でも経験する、「アポイントキャンセル」「商談破談」「他社決定(他決)」。
私も例外ではありませんでした。
ただ、それが何ヶ月も続くと、自信は音を立てて崩れていきます。
“売上=給料”という真っ当で残酷な世界
営業は、売上と給料がほぼ直結する仕事です。
売れなければ収入は増えず、生活にも影響が出る。
これは本当に真っ当で、逃げ道のない世界です。
成果が出ない時期は人生そのものが不安定になり、将来が一気に怖くなりました。
3.不眠障害という形で心身が限界を迎えた
1日2時間しか眠れなくなった毎日
売上低迷からの不安は、ついに身体に出ました。
夜、眠ることができません。
寝ても2時間ほどで目が覚める。
しかもその瞬間、全身が汗で濡れている。
夜中の「2:22」に毎晩起きる恐怖
時計を見ると、なぜか「2:22」。
そんな日が1ヶ月以上続きました。
真夜中の静けさの中で目が覚める恐怖。
眠れない焦り。
次の日も結果を求められるプレッシャー。
この組み合わせは、精神を確実に削り取ります。
人は2ヶ月で壊れると知った出来事
この経験を通して、
「人間は2ヶ月あれば簡単に壊れる」
という事実を身をもって知りました。
あの時期を思い返すと、よく生きていたなと思うほどです。
4.自分と営業を見つめ直す時間を強制的に得た
営業スタイルをゼロから見直した理由
心も身体も限界だったからこそ、
私はようやく立ち止まることができました。
そして思いました。
「このままでは、人生ごと終わってしまう」と。
苦しさが気づきを生んだ転換点
そこで私は、気持ち一辺倒の営業を一度手放し、
“営業とはそもそも何なのか”
を考え直しました。
これが私の営業人生における大きな転換点でした。
5.トップセールスの言葉が価値観を塗り替えた
「押し売りはする方もされる方も嫌だ」という本質
あるトップセールスの人が私にこう言いました。(といってもYoutube上だが笑)
「押し売りは、する方もしんどいし、される方も嫌だよ。」
私はこの言葉を聞いた瞬間、
自分のやり方を完全に否定された気がしましたが、
同時に深く納得しました。
「営業は問題解決の専門職」であるという事実
さらにその人は続けました。
「営業は物を売る仕事じゃない。
お客様の問題を解決する専門職だよ。」
この一言で、私は営業の見方が変わりました。
営業は“売る仕事”ではなく、
“問題を解決する仕事”。
この価値観の転換が、私の営業人生の再スタートでした。
「未来と自分は変えられる」という言葉の衝撃
最後に彼が言った言葉は今でも忘れません。
「過去と他人は変えられない。
でも、未来と自分は変えられる。」
私はこの言葉に救われ、心の中に灯がともりました。
6.営業は“根性論”ではなく“構造”で成り立つ仕事だった
なぜ売れる人と売れない人が生まれるのか
売れる人と売れない人の差は、
「センス」でも「気合い」でもありません。
そこには 必ず“構造”の違いが存在する と気づきました。
才能ではなく構造が成果の差をつくる理由
完全な新人でも数字が伸びることがある一方で、
経験豊富でも数字が伸びない人もいます。
これは才能の差ではなく、
構造があるかどうかの差 です。
営業の本質は“再現性”であるという気づき
私もこの気づきから、
「構造化された営業なら誰でも伸ばせる」
という確信を持ちました。
7.構造化の実践が、成果に確かな変化をもたらした
インプット・アウトプット・反省の反復で得た実感
私はインプットを徹底し、
現場でアウトプットし、
毎回必ず反省をする。
そのサイクルを何商談も続けました。(今もしている)
マネジメント経験が再現性を証明した瞬間
数名のマネジメントを経験する中で、
“構造化すれば誰でも伸びる”
という事実が明確に見えてきました。
構造化された営業は誰でも伸ばせるという事実
再現性のある営業は、
- 新人が伸びる
- 数字が安定する
- 顧客満足が上がる
- 自信が生まれる
という、良い循環を生みます。
8.このブログを立ち上げた理由
構造を誰にでも届く形にして残したい思い
私は今、
「構造化すれば、凡人でも伸びる営業が作れる」
という確信を持っています。
その思想を形に残したいと思い、ブログを始めました。
ブログでは“気づき”だけを提供する理由
ここでは答えは出しません。
答えは一人ひとり違うからです。
だからブログでは“視点”と“気づき”だけを渡します。
解決は1on1で一緒に作っていきたい。
読者の半歩を支えたいという願い
私は、
このブログが誰かの“半歩”を支える場所になればいいと思っています。
一緒に悩み、一緒に考え、一緒に前に進んでいきましょう。

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